看護科
私たち看護師は、運動器疾患看護の専門職として自覚と誇りを持って行動し、自分の一番大切な人に受けていただきたい医療を思い描き、実践できるよう日々研鑽し、安全・安心・安楽で質の高い看護をめざしております。
私たちは患者さんの一番身近にいて、身体的な症状のみならず、社会的な背景を含めて広く情報を収集することに努めます。そして問題点を明らかにし、解決のために医師やコメディカルとの連携を図り、治療計画をたててまいります。
入院中は、疼痛やADL制限がありますが、できるだけ快適な入院生活を送っていただけるよう配慮し、患者さんのお声に傾聴し、心のこもった温かい看護で一日でも早く社会復帰、スポーツ復帰できるよう支援してまいります。
看護理念
-
患者さんの人権を尊重し、確かな技術で看護を実践します。
-
患者さんの立場に立ち、QOLの維持・向上を考え、社会復帰に向けた継続的な看護を提供します。
-
挨拶、笑顔、傾聴を忘れず看護に携わります。
-
外来診療では限られた時間の中で多くの情報収集を行い、治療を進めていかなくてはなりません。私たちは不安を抱えて受診される方を思いやり、患者さんの求めていることに早く気付けるよう努めます。待ち時間が長くなり、身体的・精神的にご負担をおかけすることがありますが、積極的にコミュニケーションをとり、いつも笑顔で対応することを心がけています。
-
手術室看護では、特殊な状況下にある患者さんの気持ちを思いやり、安心して手術を受けていただけるように心がけます。手術においては患者さんの安全が最も優先されることですので、医師との連携を図り、計画通りに手術が進行し、合併症の発生を避けるべく、細心の注意を払っております。
医療検査科
当院の医療検査科は、診療放射線技師3名で、一般撮影、MRI検査、CT検査、骨密度測定、超音波検査、下肢静脈検査などを行っております。
検査時に患者さんの負担が少しでも軽減できるように、特にコミュニケーションを大切にした対応を心掛けて日常の業務を行っております。
検査に対して不明な点や不安な点がありましたら、検査担当技師やスタッフに気軽に声をかけていただければと思います。
PACS(医用画像管理システム)
当院では、PACS(Picture Archiving and Communication System:医用画像管理システム)を利用し撮影した画像の管理を行い、診察室・病棟・手術室などの医療用モニターにて瞬時に閲覧・読影が可能な環境を整えております。
また、このシステムは任意に拡大・濃度調整・計測などがリアルタイムで行えるので、患者さんへより詳細かつ理解しやすい説明ができるように利用されております。
一般撮影
一般撮影とは、X線を利用した骨や肺などの撮影の事でレントゲン撮影として世に知られています。
当院では、フィルムを使用せずFPD(Flat Panel Detector)を使用して撮影をおこなっています。
このFPDは撮影後2~3秒程度で画像の確認がおこなえるので、体位変換による患者さんの負担を最小限におさえた撮影が可能です。また、従来よりも低線量で高精細な画像の撮影が可能であるので、被曝の低減にも一役かっています。
また、下肢全長写真(膝関節の手術用計測)・脊柱側弯症の検診などにも対応できるようにFPD専用の長尺撮影ユニットも導入しており、様々な撮影が可能な環境を整えております。
<一般撮影装置>
<FPD専用長尺ユニット>
<脊柱側弯症検診>
<下肢全長写真>
骨密度測定検査
骨密度測定検査とは、DXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)~異なる電圧のX線エネルギーの違いによって生じる骨のX線透過度の差を利用した方法~により骨粗しょう症かどうか診断する検査で、当院では主に腰椎正面と両方の股関節の骨密度を測定しています。
また、全身の体組成(脂肪量・骨量・筋肉量)の測定も可能な装置を導入しているので、体脂肪が気になる方やスポーツをやっている方など検査をご希望の方は自費にて測定可能です。
検査機器の説明はこちらから
事務部
私たち事務部職員は病院の窓口として、来院された患者さんへ笑顔・丁寧・迅速そして分かりやすさを第一に心を込めて接することを心がけています。
受付の業務は、病気やけがで来院された方の受付・カルテ作成・料金計算・お会計(外来・入院)を行っております。請求書の見方がわからない時や疑問がある時、医療保険制度についての質問等がございましたら、受付職員にお気軽にお尋ねください。
来院するすべての患者さんを気持ちよくお迎えするため、スムーズなサービスを行えるように努めて参りたいと考えております。