検査機器のご紹介
一般撮影
当院のシステムは、最新鋭のX線撮影装置、ワイアレスFPDを導入し 、検査時間・待ち時間の短縮、高画質の画像、被曝の低減(従来の半分程度)が可能な装置を導入しております。また、撮影後すぐにPACSへ画像を転送します。
診察の際には見たい画像を拡大・計測の機能を利用し、患者さんにより解りやすい説明をする事が可能になっております。
FPD専用長尺用システム
下肢全長写真(膝関節の手術用計測)・脊柱側弯症の検診などにも対応できるようにFPD専用の長尺撮影ユニットも導入しており、様々な撮影が可能な環境を整えております。
全身用ボリュームCT装置
当院では高精細・低被曝のCT装置を導入しております。
検査はベッドに寝ているだけで終了します。
1回の撮影で同時に複数の画像が取得でき3D画像や4D画像の作成も可能な装置です。
X線骨密度測定装置
従来は、左手関節付近で測定する装置を使用していましたが、現在は、全身の骨密度を測定出来る装置を導入しております。
*当院では、骨粗しょう症により骨折が生じ、寝たきりの原因ともなりうる腰椎・両股関節の測定を実施しています。
検査は寝た状態で行い、約5分程度で終了します。
全身用MRI装置(1.5T<テスラ>)
当院では、1.5T<テスラ>全身用MRI装置を導入しております。
以前の装置よりも音が小さく短時間で鮮明な画像を得ることが可能です。
検査はベッドに寝た状態で概ね足側から装置に入り、特に整形外科領域の全身各部位の撮影を中心におこなっております。
MRI画像
-
【頚椎Sag T2wl】
-
【膝関節Col T2*(スター)wl】
-
【腰椎Sag T2wl】
-
【肘関節Col T2*(スター)wl】
MRIについて
MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの略で、磁気共鳴画像といいます。
原理は、人の体が約60パーセント水分でできていることを利用し、体の中の水素原子に、電磁波をあてることで、反応(共鳴)したものからでる微弱な電流を利用して画像にします。
ですから、放射線被曝の心配はいりません。
MRIは安全で、確かな検査です
MRI検査を希望される方へ
【MRI検査を受けられない方】
①心臓ペースメーカーを装着している方
②金属製の心臓人工弁を埋め込まれている方
③人工内耳を使用されている方
④神経刺激装置(深部脳刺激装置)を使用されている方
⑤冠状動脈や頸動脈にステントを挿入されて間もない方(2ヶ月未満)
【MRI検査を受けられない場合がある方】
①妊婦あるいは妊娠している可能性がある方
胎児に対するMRI検査の安全性は確立していません。特に妊娠初期の方は慎重を要します。
②脳動脈瘤クリップが埋め込まれている方
最近のクリップのほとんどは問題ありませんが、過去のクリップや特殊なクリップにはMRI検査が施行できないものもあります。担当者にお知らせ下さい。
③その他の金属が体内にある方
眼の中の金属片、体内特に神経・血管の近くに金属片がある場合、MRI検査を受けられません。
④閉所恐怖症の方
担当者にお知らせ下さい。
⑤入れ墨・アイライン・マスカラ・ジェルネイルなど
何れも金属を含む場合、小さくなったり、絵柄が崩れたり、やけどをする場合があります。
⑥コンタクトレンズ
一部のコンタクトレンズには金属が含まれており、それを区別することはしばしば困難です。コンタクトレンズを外して検査を受けられることをおすすめします。